azeirishinokisekiの日記

高卒・27歳 医療事務の仕事をしていましたが寿退社し、転職を機にスキルアップを考えた結果、畑違いの税理士を目指すことにしました。 その日々をありのまま書いていきます。

割引現在価値や使用価値の計算方法(シャープの電卓)

お久しぶりです。

いろいろとすっ飛ばして、忘れないうちに記事にします。

ちなみに現在進行形で勉強中なので優しく見守ってください。

そして同じような状況の人のために。(こんなあほな子いないでしょうけど。泣)

ちなみに私の使っている電卓はシャープなので、カシオ系ではありませんが根本を理解できれば定数計算(繰り返し機能)で応用できます。

 

簿記1級以上では電卓も使い方を知らないと答えが出せないですよね。

(面倒な計算をちまちまやったらわかるよ!というのはご遠慮ください…笑)

 

割引現在価値や固定資産の減損の際に出てくる使用価値の計算方法です。

解答だけ見ても「考え方や、やり方はわかったけどどうやるの?」ってことばかりで。

全部一定ならどこにでも答えは落ちています。

例えば1年目100,000、2年目100,000、3年目まで100,000の割引率は5%の計算方法は

 

100000÷1.05 = M+ = M+ = M+ MRで、272,324.802936...

 

みたいな記事。めっちゃ多い。だからこれはできる。笑

 

調べてもどれも簡単な方法でしか書いていない上に根本を教えてくれていなかったので(当然ながら覚えている・知っていること前提でしか書いていない)以下の通りです。

 

使用価値を求める問題です。

A固定資産の残存使用年数(5年間)のキャッシュ・フローの見積もり金額は次の通りである。

1年目:100,000

2年目:100,000

3年目:80,000

4年目:60,000

5年目:40,000

割引率は4%とする。

また、残存耐用年数経過後の処分収入は残存価格と等しいと見込まれ、最終年度のキャッシュ・フローの額に含める。

(残存価格は120,000とします)

 

金額一定じゃないのは、電卓でどうやるの?!となりました。

わかる方にはなんのこっちゃみたいなことですが、私にはちょっと難儀で…

 

ここで大切なことは定数計算(繰り返し)機能です。

割引率が一定の場合はその数を定数として計算します。

そして!定数計算がわかっていると思い込んでそれに囚われて忘れがちなもの!!

勉強中の方はテキストに出てきませんでしたか?

現価係数表なるものが!!

知らない方は割引率はなんでもいいので、その表を見てください。

 

この問題の場合、4%で5年なので

1年目は0.9615、2年目は1.8861、3年目は2.7751、4年目は3.6299、5年目は4.4518ってなると思うんです。

(計算方法は1÷1.04==GT で2年度、=を押す回数は年数分です)

 

で、気づきました。そうじゃん、2年目とか0.9615じゃないじゃん。

流れで「=」押してたけどあれ年数分叩いてるんだった。

わかった気になって、考えずに「=」叩いてた。てへ(あほなだけ…)

お恥ずかしいことに、

100000 ÷ 1.04 = M+ = 80000 = M+ 60000 = M+ 160000= M+ MR で答えが、384,615.384...とかちょっと意味わからない計算してました。

 

(最後が40,000ではなく160,000なのは処分収入額を最終年度のキャッシュ・フローの額に含めると問題にあるので、電卓で計算するので合算しています)

何が言いたいかというとこれでは、1年目の現価係数で3年目以降も計算していることになってしまいます。

 

私が忘れていたのは、現価係数は年数でかわること。

だらだら書きましたが、もうこれを思い出せればこっちのもんです。

 

以上を踏まえた上で、以下計算方法です。

 

100000 ÷ 1.04 = M+ = M+80000 ===  M+ 60000 ==== M+ 160000 ===== M+ MR

答えは、442,525.764688...

小数点以下を四捨五入して模範解答通り 442,526 になりました。

先ほどの計算方法と変わっているのは 「=」 の回数です。

年数分押しています。ここが肝です。

なぜなら年数によって現価係数が変わるから。

1÷1.04の2乗が2年目の現価係数です。

カシオの方でもここに気付けば、あとは電卓の使い方で求められるはずです。

 

まぁこんなところで引っかかっているのは私ぐらいでしょうか...泣

同じような人がいて助けになったらなぁと思いました。

 

以上です。